MSX Floppy Disk Manager(β版)の公開

Twitterで開発進捗をつぶやいていましたMSX Floppy Disk Managerのβ版を公開します。
テスターの皆さんのおかげで、β版までこぎ着ける事が出来ました。感謝いたします。

動作要件

  • OS:Windows7/8/8.1/10
  • .NET Framework Version 4.7.2以上

動作確認環境

 Windows 10 64bit での動作を確認しております。

機能概要

  • FD(1DD/2DD)から仮想FDの作成
  • 仮想FD(DSK形式)から実FDへ書き戻し
  • 2DD FDのフォーマット(MSX-DOS、MSX-DOS2形式)
  • 仮想FD Explore(DSK形式: 1DD/2DD 、SAV形式:2DD)
  • 多言語対応(日本語、英語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語)

注意事項

  • Windowsでは、リムーバブルメディアへOSで使用するデータを書き込みます。(OSのレジストリ設定により回避できる場合があります。)実FDから仮想FDの書込の際はFD挿入前にライトプロテクトノッチを書込禁止にして下さい。
  • 2DD形式に対応していないFDドライブでは、本ツールの使用は出来ません。

セットアップ方法

  1. ファイルをダウンロードします。
  2. ダウンロードしたファイルを解凍し、setup.exeを実行します。
  3. セットアップの内容に従い、セットアップを行います。

ダウンロード

“MSX Floppy Disk Manager” をダウンロード

setup_v0991.zip – 18010 回のダウンロード –

免責事項

β版としている通り、バグの対応が不十分です。状況をご理解の上、ご使用下さい。
本ソフトウェアによって生じた損害については、一切の責任を負いません。
大事なファイルは、バックアップをとるなどした上で本ツールをご使用下さい。

改版履歴

Ver.0.9.0.0

  • α版リリース

VER.0.9.0.1 (2020/01/15)

  • ネットワークドライブが存在する環境でハングアップする場合がある不具合を修正
  • FDドライブの厳密な判定(FDが入っていて2DDの場合のみドライブリストに追加)を廃止し、リムーバブルドライブをドライブリストに追加
  • FDから仮想ディスクへの書き込み速度の改善(作者環境では約4倍程度に改善)
  • 仮想ディスクからFDへの書き戻し速度の改善(作者環境では約4倍程度に改善)
  • About画面のCopyRightsを訂正、追記

VER.0.9.5.0 (2020/02/02)

  • エラーエミュレーション時、正しく読み書き出来ない場合があるのを修正
  • System Volume Informationフォルダの作成抑止機能の追加(要管理者権限起動)
  • FD->VFD:System Volume Informationフォルダの作成抑止がされていない場合、「FDを書込禁止にしてください」のメッセージを表示する機能を追加

VER.0.9.7.0(2020/03/28)

  • β版とする。
  • MSX Magazine永久保存版で使用されている仮想ディスクの形式(SAV形式)に対応(VFD Exploreのみ)
  • VFD Exploreのバグ対応
  • DSK形式ディスクファイルとSAV形式ディスクファイルの相互変換機能追加
  • MSX Magazine永久保存版3のディスクチェンジャーへSAV形式ディスクファイルをセットする機能を追加。

VER.0.9.9.0(2021/03/04)

  • VFD Exploreで、データにEOF(0x1a)を含むファイルの抽出が失敗する不具合、他多数修正
  • FD->VFD タブで、メディアのタイプ(1DD/2DD)を強制的に指定する機能を追加。
  • セットアップファイルを変更し、デスクトップに作成されるショートカットを通常のショートカットに変更。(右クリックで管理者として実行が出来るようにした。)
  • ポルトガル語、スペイン語に対応(翻訳に協力してくれた方に感謝します)
  • コマンドラインモードの実装(α版)。(start /waitコマンドでの実行が必要です)

VER.0.9.9.1(2021/03/06)

  • スペイン語版、ポルトガル語版 Windowsで各国語が表示されない問題の修正
  • スタッフクレジットの修正

「MSX Floppy Disk Manager(β版)の公開」への22件のフィードバック

  1. Disk-managerで書き込み失敗していたdskを正常に書き込むことが出来ました!ありがとうございました^^

  2. MSX Floppy Disk Manager使わせて頂きました。
    2DDのバックアップが取れてちゃんと書き戻しも出来て
    FD管理に大変役に立ちました。ありがとうございます。
    一つ要望があるのですが作業が終わって再度ディスクイメージなど選ぶ時に
    ディスクイメージのあったフォルダでなく
    PCのドキュメントフォルダに戻ってしまうのを修正していただけると
    より使いやすくなると思います。
    ご検討下さい

    1. 赤城さん

      ご使用頂き、ありがとうございます。
      ご要望の件、考えていた機能ですので、v0.9.9に盛り込みますね。
      ありがとうございます。

  3. NECの外付けFDD「PC-VP-BU21(中身はY-E DATAのYD-8U10)」で
    MSXのディスクのイメージ化ができてエミュレータで動作確認できました。
    ありそうでなかったWindows用のMSX用ディスクイメージ作成ツールのおかげで
    手元に残る最後のフロッピーデータがイメージ化できました。
    ありがたい限りです。

  4. はじめまして。
    実機でFS-A1STを使用しているのですが、実機でフォーマットしたFDにイメージ書き込みをしようとすると
    プロテクトノッチを外してくださいとエラーが出ます。
    こちらのソフトでDOS起動オプション付きでフォーマットすると実機ではFDアクセスしたあと内容を認識しないでBASICが起動してしまいます。
    フォーマットしたFDをWindowsで確認するとMSX-DOS2.SYSもCOMMAND2.COMも確認できます。
    MSXのBASICから確認するとDISK I/O ERRORが吐き出されます。
    実機では実FDソフトはしっかり起動するのでどうにも困っています。
    使用しているWindowsのFDDはYE-8U10ですが他のユーザーさんは動作しているようなので謎です。

    1. 追記です
      BASICで簡単なプログラム書いてサンプルとしてSAVEしたディスクをイメージ化しようとすると
      ドライブの準備ができていません
      とエラーになりますね。
      ちなみに実機はFDDを純正のものからスリムFDD(YD-702J-6637J)に変更しています。
      結構定番な改造ですし、WindowsのFDDもYEデータ製なので相性も悪くないとは思うのですが
      ディスクに互換性がでないのが謎ですね

      1. はじめまして。ご使用頂き有難うございます。MSXでは読めるのに、Windowsでは読めないFD媒体があるのは、こちらでのテストや他のユーザ様からのご連絡で確認しております。
        原因究明には残念ながら至っていませんが、ハード的な相性の問題と推測してます。
        追記頂いた内容は1番目の投稿と同じFDでの操作ですか?

        1. 何点か確認させて下さい
          1. MSXDOS2のフォーマット時、システム転送のイメージに使用したディスクはメディアは2DDでしょうか?
          (Windowsで見れている事から、そうだと推測しています。)
          2.DISK I/Oエラーが吐かれたディスクはディスクを抜いて下さいメッセージの際にFDを抜き、OKを押されましたか?(タイミングを間違えるとWindowsが情報を書き込み、壊れます。)

          1. ご返信ありがとうございます。
            追記もすべて同環境です。
            1 もちろん2DDです。
            2 FDDを抜いてからOKをクリックしています。
            FD読み込み、書き込み環境のテストとしてまず実ソフトからイメージ化しようとSONYのガルフォースでテストしましたがREADエラー頻発で完成したイメージは文字化けなどがひどい状態でした。
            書き戻したFDは実機ではDOS立ち上げもできませんでした。
            というか、書き戻したFDにはCOMMAND.COMが存在しないうえに文字化けの1KBファイルに置き換わっていました。
            次にちゃんとしたイメージを実FD化してみようと考え、アリスソフトから配布フリーのイメージをいただき書き込んでみました。
            きちんと書き込めましたしそのFDをイメージ化も成功しています。
            が、実機ではAUTOEXEC.BASが起動しませんでした。
            BASICからFILESでリスト一覧は確認できましたがLOAD”AUTOEXEC.BAS”でI/Oerrorになってしまいます。
            ここまで書いてたらやはりWindowsのFDDの相性なのかなぁと思ってきました。
            このFDDだとフォーマットの仕様がかわってしまうのかなぁ?
            もし開発のお役に立てたら幸いです。

          2. ご報告ありがとうございます。
            内容から察するとWindowsで使用中のドライブヘッドが汚れているのかもしれませんね。
            I/Oエラーが発生したという事は傷や汚れ等でディスクが読めなくなった事が考えられます。
            お持ちでしたら、クリーナー等でクリーニングしてみてはいかがでしょうか?

          3. おはようございます。
            MSX実機でI/Oエラーが出るのはFloppyDiskManagerでフォーマットしたFDの場合だけなのでヘッドの汚れはないと思いますね。
            WindowsではMSXのFDの読み込みエラーは頻発しますね。
            もちろん、どちらのFDDもその環境でフォーマットしたFDはきちんと読み書きできます。
            と、言うことで昨日対応確認済みのソニーのFDDをアマゾンで購入しました。
            これで変化があるとFDDの相性なんだろうなぁと思いますのでまた報告いたします。

          4. こんにちは
            昨日注文したFDD(PCVA-UFD2)が届いたので試用してみました。
            PCVA-UFD1だったはずなのですが届いたのは2でした。
            結果ですが、FloppyDiskManagerで作成したDOS起動ディスクで見事に実機で起動しました。
            完全にFDD個体の問題でした。
            YD-8U10は正常稼働しない場合もあると認識したほうが良いですね。
            多くの書き込み失礼いたしました。

  5. 初めましてMSX-floppy-disk-managerを使わせてもらいました。
    エクスプローラーが付いていて、使いやすくて申し分ないです。IOデーターのUSB-FDX2(外付けFDD)
    で問題なく動作しています。ありがとうございます。

  6. 実機FS-A1STのFDDが壊れてしまい、ずっと使わずにいた大量のFDを、さすがに劣化で壊れてしまう心配があったので、イメージ化するために利用させてもらいました。
    有用なソフトウェアを開発してください、感謝でいっぱいです。

    せっせとイメージ化しながらFDを眺めていると、当時の思い出がよみがえってきて、非常に懐かしく楽しい気分になれました。ありがとうございます。

    1チップMSX、再販されないかなぁ…

    1. 嬉しいコメントありがとうございます。
      私も、MSX我が青春です。
      MSX TurboR本体お持ちでしたら、レストアされている方もいらっしゃるみたいですので、お願いしてみるのもいいかもしれませんね。

  7. MSX Playerと併用できる仮想フロッピーを使いたくて検索したらこちらの頁にたどり着きました。
    空のフロッピー盤は作れますか。それと使用環境にWindows XPが入っていませんが、やはり使えないでしょうか。

    1. 興味を持っていただきありがとうございます。空のFD はMSX Playerに設定できる仮想FDということでしょうか?
      でしたら、今のところ機能としてありません。
      WindowsXPへの対応は使用しているライブラリの関係(.net Framework)の関係で対応しておりません。

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